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【未読者向け】ワンピースはなぜ面白いのか?!緻密な伏線の裏に隠された壮大な物語!

ワンピースは1997年から週刊少年ジャンプで連載開始され、今年で連載24年目になる超大作漫画です。

もはや日本人で知らない人は居ないレベルに有名な漫画ではないでしょうか。

しかし、「ワンピースという漫画は知っているが読んだことが無い」「要はドラゴンボールの海賊編みたいなもんでしょ?」みたいな感じで、意外とワンピースの魅力や面白さがイマイチ認知されていないと思ってます。

そんな事情を踏まえて、今回は「ワンピースはなぜ面白いのか?」というテーマで、ワンピースを面白さをピックアップしようと思います。

ワンピースの物語には2つの側面がある

ワンピースには「表の物語」と「裏の物語」があります。

「表」は誰でも知ってる物語です。問題は読んだ人にしか分からない「裏の物語」

この「裏の物語」を認知することで、ワンピースの壮大な世界観が一気に見えてきて、面白くなります。

表の物語:ルフィが海賊王を目指して冒険する物語

まず表の物語としては、「ルフィが海賊王を目指す物語」です。

海賊王とは、ワンピースの世界に登場する海賊全員が目指している世界最強の称号です。

かつてワンピース世界には、「海賊王」と呼ばれた伝説の海賊が居ました。ゴールド・ロジャーと呼ばれる男です。

ゴールド・ロジャーが政府に処刑される際、自身が遺した莫大な財宝の存在を世間に公開しました。

そして全世界の海賊たちが狂ったようにゴールド・ロジャーの残した財宝を追い求めることで、「大航海時代」と呼ばれる時代がスタートします。

このゴールド・ロジャーが遺した財宝を一番最初に見つけた海賊こそが、海賊王を名乗ることが出来ます

主人公「モンキー・D・ルフィ」も、ゴールド・ロジャーが遺した大財宝を目指して海賊王を目指す人物です。

まとめると、「ワンピースとは、ルフィがかつての大海賊が遺した財宝を見つけ出し、海賊王になる物語」なのです。

裏の物語:世界をひっくり返す革命の話

表の話は、恐らくワンピースを読んだことが無い人でも全員が知ってる内容だと思います。

しかしワンピースの本当の面白さは、この裏の物語に隠されています。

ワンピースの裏の物語とは、「世界政府が統治する世界を解体し、支配の無い自由な世界を実現する物語」です。

「世界政府」とは、ワンピースの世界を牛耳っている親玉です。文字通り世界を統治する政府です。

この世界政府は、表向きは正義に基づいて政策を実行する組織なのですが、裏では非常にえげつない事をしています。

以下が一例です。

  • 「人身売買を行い、奴隷に法外な重労働を科している」
  • 「政府に逆らう人物や組織を、暗殺部隊を使って抹殺する」
  • 「貴族の権力の暴走を見て見ぬフリをして容認する」

特に酷いのが貴族です。

ワンピースには「世界貴族(通称:天竜人)」と呼ばれる貴族と呼ばれる人間が居るのですが、権力を傘に大暴走しています。

気に食わなかったら人を殺す、奴隷に拷問して遊ぶ、他国民を見下して大量の税金を要求する、などやりたい放題です。

そんなわけで、世界政府やその貴族は巨大な権力で国民を支配して世界を統治しています。

一方でルフィは権力で支配する世界を嫌います。世界政府が大嫌いですし、何回もケンカを売っています。

おそらく最終的にこの価値観の違いから、「ルフィが世界政府に戦争を仕掛け、勝利し、世界政府による支配体制を完全解体」する展開が待っています。

ルフィが海賊王になる過程で、世界政府と衝突する展開は避けては通れないようになっているのです。

(しかも、ゴールドロジャーが遺した大秘宝と世界政府の間には密接な関係があります。それはまだワンピース内でも明かされてない巨大な伏線の一つです。)

緻密で大量に張り巡らされた伏線!

ワンピースの特徴として、とにかく大量の伏線が張り巡らされています。

例をあげたらキリがありません。

「え、この描写ってそういう意味だったの!?」「ようやくこの伏線が回収されたの!?」

ってなるような場面が非常に多いです。

例えば、ワンピースでは以下のセリフがあります。

おれ様を魚人島で一人を除けばNO1の剣豪”六刀流のハチ”と知っているのかァ!! 」

ハチっていうタコ魚人が出てくるんですが、「一人を除けばナンバーワン」という通り、No.1の剣豪の存在が示唆されています。

実はこの魚人島でナンバーワンの剣豪は、その10年後にようやく出てきます。

10年越しに伏線が回収されるってなかなか凄いですよね。

ワンピースはこうやって序盤に張り巡らされた伏線が、未だに全く回収されておらず、ファンは伏線回収されるのをまだかまだかと待ちわびている状態なのです。

考察を見るのも面白い

ワンピースのもう一つの楽しみ方として、「ワンピースの考察を見る」というのがあります。

上記でも述べた通り、ワンピースは壮大な伏線がいくつも張られています。

その壮大な伏線をもとに、「この描写は後々こういう展開を示唆しているのではないか?」という考察をしている人達が沢山居ます。

中には思わず納得せざるを得ないような濃厚な考察をしている人もいまして、非常に楽しめます。

本当にワンピースという作品が好きなんだろうなという愛を感じますね。

ここでは、こばやしイチオシのワンピース考察界で有名な人物をご紹介しようと思います。

オススメ考察:もっちー先生

個人的に最もオススメなのが、この「もっちー先生」です。

ワンピース考察の動画を上げるYoutuberは既にたくさん居る中で、特にクオリティの高い考察を上げ続けています。

この方は動画を上げて2年も経っていません。しかし他者に類を見ない考察の鋭さが反響を呼び20万人越えのチャンネル登録者数を獲得しています。

考察そのものに憶測が一切紛れておりませんし、全て論理的に説明しております。

もうこれ正解なんじゃないかと思うような質の高い考察ばかりです。

オススメ考察:ユイの研究室

引き続き、オススメの考察Youtuberが「ユイの研究室」さんです。

可愛らしいVtuberのシルエットが、ワンピースの考察を述べてくれます。

こちらももっちー先生の考察と同様、憶測が無いですし、考察に対する理由も論理的に述べられています。

いきなり本題に入ることは少なく、まずは前提知識を復習してから本題にはいりますのでワンピース読み始めて間もない人にも読みやすいように構成が工夫されています。

ワンピースは最終章!だけど今から読み始めても全く遅くない!

尾田栄一郎先生曰く、ワンピースは最終章に入っており物語の完結が近いです。

ただ、こばやし個人の思いとしては今からでもワンピースを読み始めても全く遅くないと思ってます。

正直、この壮大な世界観を体験せずに人生を終わってしまうのはもったいない。

多分これから伏線が次々に回収されていき、目が離せない展開になっていくんだろうと予想しております。

  • この記事を書いた人

こばやし秀介

■死んだ目をしながら労働する子供部屋おじさん
■ Fラン卒・友人ゼロ・底辺エンジニア社畜
■こどおじの生活様式を記した雑記記事を随時公開中
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